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マイホームに火災保険や地震保険は必要?選び方のポイントとは?

公開日:2020/03/15  最終更新日:2020/04/15

マイホームの住宅ローンを組む際、銀行から必ず火災保険の契約を求められます。火災や自然災害によって住宅を失った場合、住宅ローンの返済が滞ることが懸念されるためです。

今回は、マイホームに火災保険や地震保険は必要か、また加入するにしても、勧められた保険会社がいいのか、自分で見つけるべきなのか、選び方のポイントをチェックしましょう。

火災保険について知っておこう

大抵の場合、銀行で住宅ローンの手続きを行うと、火災保険を紹介されます。ですが、加入しなければならないというわけではありません。もし補償内容や保険料に、他社より劣る部分があれば、他社のより優れた火災保険に加入してもいいのです。注意点として、火災保険には、保険期間が住宅ローン支払い期間相当であること、建物の評価額以上の補償がある、といった条件が付いていることもあるので、しっかり確認してください。

■火災保険の保険期間
住宅ローンを組む場合、先述したように保険期間は住宅ローンの返済期間と同期間に設定することが条件となるケースが見られます。ですが、火災保険の保険期間は現在、10年となっているため、返済期間が10年以上になる場合だと、最初に10年契約にして、あとは自動継続する形になるでしょう。契約内容や保証会社によっても、この自動継続の仕組みが異なるため、内容を確認するようにしてください。ちなみに地震保険の保険期間は、最大5年となっています。

■火災保険の保険金額
保険金額、すなわち支払限度額は、住宅の評価額と同額とされています。住宅の評価額は、住宅ローンの借入金に相当するとは限らないため、くれぐれもご注意を。保険金額の設定金額が少なければ住宅の立て直しの際に、十分な補償を受けることができませんし、かといって多めに設定しても、実際の損害額までしか保険金が下りません。また火災が起こったら、家財も確実に損害を被るので、家財を保険の対象にするかも決める必要があります。

地震保険は必要!?

地震保険に加入している世帯は、日本全体で31.2%(平成28年時点)と、地震大国の割に、耐震性を過信してなのか、意外にもあまり多いとは言えませんが地震保険について押さえておきましょう。

■地震保険が必要な人
火災保険とセットで加入する流れになる地震保険が向いているのは、次の条件が該当する方です。地震で住宅・家財を損失した際に、再建が厳しいとされる方。住宅ローンが完済できていない方。新築住宅を所有している方。自然災害リスクの高い場所に住んでいる方などは、地震保険に加入した方がいいでしょう。ちなみに、地震によって家を失っても、住宅ローンが免除されることはありません住宅ローンが残っているのであれば、地震保険は必須と言えます。

■地震保険が必要ない人
地震保険の必要がない人は、地震による被害があっても、十分な資産を持っており、すぐに新生活を始められる状態にある人です。地震保険は、地震・噴火・津波による被害を保険金によって補うものなので、そのリスクが低いとなれば、あまり必要はないでしょう。とは言っても、近年は日本中で地震が頻発しているので、必要がないと断言できる状況とは言えません

保険料を安くするには?

マイホームを購入するのもお金がかかりますが、そのあと住宅ローンを払い続けながら火災保険も払うとなると、大変な出費となります。それならば、保険料を安くする方法を知りたいですよね。

たとえば、火災保険を比較するところから始めてみましょう。住宅購入時に銀行やハウスメーカーが紹介するところに加入するのではなく、他の保険会社の火災保険とも比較してみてください。補償内容が同じであっても、保険料が異なることもあります。

また、補償内容によっては不要だと感じたら外すようにしましょう。自分で補償内容をカスタマイズできるサービスだと、必要最低限の補償だけを組めるので、保険料の節約になります。ハザードマップなど、自身でカバーできる部分をチェックしたうえで、組み合わせてください。

ほかにも、免責金額を設定しておくことも、保険料の節約に繋がります。免責金額とは、自己負担額のことで、たとえば免責金額が5万円だとすると、20万円分の損害が生じた場合、5万円は自分で負担して、あとの15万円は保険金が下りることとなります。

まとめ

せっかく購入したマイホームですから、長らく大切に住んでいきたいという反面、起こるかどうかわからない火事や災害のために、お金を払い続けていいものかと、疑念を抱く方も多いはず。とはいっても、すべてを失って一から立て直せる保証もないので、やはり火災保険や地震保険は必須と言えます。

せめて保険は加入する流れで、保険料は節約必至という考えで動けるのが理想ですね。

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